島本和彦主催[HOOP HYSTERIA]バスケットボールファンクラブ
吉川 哲彦の「だむだむ探検隊」

BJ×bj(2)オールスターって何?〔2009.7.3〕

ブラックジャックオタクがお届けするマニアックな企画の第2回は、もう当然のようにオールスター@別府です。今思えば、ブラックジャックはアトムをはじめ手塚マンガの人気キャラが毎回のようにゲスト出演する“スターシステム”を採用しているので、オールスターとは接点がありますね。

で、本題に入る前に、オールスターつながりで、2008年末に宇都宮で開催されたJBLオールスターに触れておきましょう。といっても、見に行ってません(爆)。理由は「遠いから」。ここで、毎回読んでくださっているありがたいお方は、「ん? 以前、わざわざ鹿沼まで行ったとか言ってなかったっけ? 宇都宮のほうが行きやすそうだけど?」と思うかもしれません。確かに交通の便は宇都宮のほうが良く、僕も場合によっちゃ電車1本で行けちゃったりします……が! 大きな違いが一つ。同じJBLでも今回はオールスターなのです。

「だったらなおさら見に行けよ」というそこのあなた、JBLのオールスターをなめちゃいけません。過去に代々木で4回観戦しましたが、ハッキリ言って見ていられません。そして、今回も一応テレビで録画放送を見てみたんですが、前半を終えたところでチャンネルを変えてしまいました。バスケに限らず、よほどのことがない限り途中で見るのをやめたりしないんですけどね、普段は。

ずっと代々木開催だったのが昨シーズンは札幌、今シーズンは宇都宮と地域密着型プロチームのホームで開催しているのは評価できます(何故新潟でやらなかったのかとも思いますが)。ですが、選手のだらけ具合は年々拍車がかかる一方。シーズン中で怪我が怖いのはわかります。じゃあNBAのオールスターゲームもあんなにだらけているでしょうか?
JBLの選手はいわゆる“エリート”。それもオールスタークラスとなれば、普段試合で見せるプレイのレベルは非常に高いのです。ファンはそれを見るために何千円も払ってチケットを買っているはずなのに、あんなゲームを見せるのは言ってみれば“職務怠慢”。アマ組織のJBLでは、意識の低い選手もまだまだ多いということです。

と、毒を吐くのはこのへんにして、ここからようやく今回の主題、bjオールスターです。今回の開催地は大分ヒートデビルズのホーム・別府。「宇都宮に比べたら時間も金も相当かかるじゃん」と思うでしょうが、僕は行っちゃいました。その理由は、なにもブラックジャックだけではありません。それはこの先を読めばわかるはず。

まずは試合前日、杉の井ホテルで開かれたレセプションの様子から。会場で島本さんを見つけると、隣にいたのは埼玉の成田俊彦社長兼GM。成田さんによると、庄司和広&レジー・ウォーレン両選手はこの日の午前中からブースターとの別府観光ツアーがあるため、朝8時の飛行機に乗ったとのこと。ということは、起床は5時くらい? でも、成田さん曰く「庄司が前日事務所に来て『ビデオカメラあったら回しますよ』と言ってくれたんで、喜んで渡しましたよ」と、本人達はやる気満々だったようです。そして、選手・スタッフが1人ずつ紹介されて入場する際、庄司選手はしっかりカメラを片手に入ってきました。ステージに上がっても、カメラは回しっぱなしです。

さらには、今回イーストのACを務める中村和雄HC(浜松東三河)の挨拶で「最年長の庄司をどんどん走らせたい」と名前が挙がり、「なんで俺?!」という顔で苦笑いしていました。そういえば、庄司選手はJBLのオールスターにも5度出場し、MVPを獲ったこともあります。「史上初の両リーグMVPなるか」という点も注目です。

全選手・スタッフ揃って記念撮影の後は、関係者や報道陣、招待客との歓談タイム。選手達は写真やサインの求めに応じたり、取材を受けたりと大忙し。しかも、たくさん並べられている食事に手をつけてはいけないというんだから大変です。そんな中、おそらくこの会場で2番目に有名人(1番目はたぶん東尾修さん)の島本さんも招待客の方に写真を求められ、僕が撮影係に。そこで島本さんが「おーい、ちょっと幽霊みたいに後ろに立っててよ」と声をかけたのは、またまた登場の庄司選手。「おまえはヒョウタンツギか」っていうくらいよく出てきます。

そして、ブラックジャックとピノコも登場。コラボ発表会見の時と同様に、愛想良く周囲に手を振るBJに違和感を覚えます(笑)。そしてピノコの頭はデカい……リーグ関係者はもちろん、一部のメディア関係の方々もこのデカさは知っているわけですが、スポンサー関係者や選手等は初めて見る人がほとんどなわけで、「ちょっと頭デカすぎじゃね?」みたいな顔してる人も多かったですな。ブラックジャックという漫画を知らなかったであろう外国人選手も「ホントにこんな頭デカいキャラが出てくるのか?!」と思ったことでしょう。アッチョンブリケ。 その後は選手も交えてあちらこちらでバスケの話に花が咲きますが、あっという間にお開きの時間。出口へ向かおうとしたところ、たまたまその出口付近にいたのがマット・ギャリソン選手。僕は新潟のゲームを取材に行くことが多く、彼もいつの間にか僕の顔を見ると必ず声をかけてくれるようになりました。高松に移籍したことでしばらく会っていなかったマットと久しぶりに会い、思わず「新潟に戻る気はないの?」と、21年前に取った英検3級の英語力を駆使して言ってみましたところ、「Oh,I want!! I want!!」と言っておりました。どこまで本気かはもちろんわかりませんが……。「明日、(3ポイントコンテスト)優勝してよ!」と言うとニッコリ笑って「Thank you!」と応えてくれたので、「明日はちょっとマットを応援しちゃうよのさ」と密かに思ったのでした。 そして、杉の井ホテルを出た後は、島本さんに加えてリーグパートナーのM日本シグマックスの方や福岡の某スポーツ紙の記者さん達と、島本さんの行きつけという別府駅近くの小料理屋で2次会。2時間ほどあれやこれやと話し、皆と別れてホテルに着いたのは0時過ぎでした。 だいぶ長くなってしまった(いらん毒を吐いてしまったせいですが)ので、とりあえず今回はここまで。次回はいよいよオールスターゲーム当日です。



吉川哲彦(よしかわあきひこ)

1974年生まれ、東京都出身。公称181cm、69kg。背番号49。
小学校の体育の授業でそれなりに上手いと勘違いして、中学入学と同時にバスケ部へ。現実を思い知り、1年後に転校した先ではバスケ部に入らなかったが、その後5年ものブランクを作ったことを今も後悔している。
半年後に大学受験を控えた1992年、バルセロナ五輪のドリームチームを見て「俺もダンクしたい」とまた勘違いし、大学でバスケ部(体育会系)に入部。3年時には主にベンチから戦況を見つめるという役割で、関西リーグ4部準優勝&3部昇格に貢献。
26歳の時、周囲の勧めがきっかけでフリーのスポーツライターに。新潟アルビレックスを皮切りに、取材対象はほとんどバスケ。老若男女問わず、バスケとつくものにはとりあえず食いついてみるというスタンスで、公私ともにバスケ三昧の日々。
2005年、初の著作「オールドルーキー」(共著・阿部理)がHOOP HYSTERIAより刊行される。

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